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岡山テルサ
岡山テルサ 概要
無くなった理由:廃業
所在地:都窪郡早島町矢尾793
営業期間:1998年~2011年
建物:撤去(現在は別の建物へ)
岡山テルサ
かつて早島町に岡山テルサという施設がありました。
正式名称は岡山勤労者総合福祉センター・岡山テルサです。
1998年に岡山県と国の外郭団体が99億円を費やして建造した研修施設です。
中にはフィットネスクラブ、音楽ホール、ホテル、レストランなどを備えていましたが、経営は赤字続きでした。
岡山県の財政が厳しい時期だったので、県の財政再建計画の中で閉鎖が決定され、岡山県は用途変更に伴う違約金を国に払った上で民間への譲渡を決めました。
岡山テルサの建物は撤去され、現在は医療品メーカーのエバルスの物流センターが新たに建てられています。
早島町への譲渡問題
実は岡山テルサはエバルス社に譲渡する事が決まる前に、早島町へ譲渡するという計画がありました。
早島町へ譲渡して施設がそのままの用途で運営されていれば、先述の違約金の支払いが必要なかったのです。
なので早島町に費用を求めない無償譲渡の条件でした。
当時の町長はこれを受け入れる姿勢を見せていました。
しかし赤字が続いている施設を町が引き受けることに対して、住民から大反発が起こりました。
町民がリコールがリコールの準備を進めていることを受けて町長は辞職を表明、町民の意思を問う為の出直し選挙が実施されました。
結果、テルサに反対する新人候補が町長に当選し、早島町への無償譲渡は消滅しました。