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横仙歌舞伎
詳細
住所:奈義町
開催日:年4回の定期公演、出張公演
※詳細については、要問合せ
関連リンク:公式サイト
横仙歌舞伎とは
奈義町に伝わる伝統芸能に横仙歌舞伎があります。
横仙は奈義町周辺の旧称です。
江戸時代から始まったとされ、素人による芝居の事でその中でも地元の人々自身で演じるものでプロが演じる『買い芝居』に対して、『地下芝居』とも呼ばれます。
現在のように娯楽の少なかった当時、神社の祭りと合わせて開催される芝居を人々はとても楽しみにしていたそうです。
しかし時代が進み娯楽が増えてくると、全国的にもこうした芝居は衰退します。
それは奈義町の横仙歌舞伎も例外ではありませんでした。
再興へ
徐々に廃れた横仙歌舞伎ですが、再興へ向けての動きが出てきます。
高森源一さん(岡山県重要無形文化財指定保持者)を中心に、人材の育成や公演を実施するようになったのです。
そして『横仙歌舞伎保存会』が発足するに至りました。
現在でも活発な活動が続けられ、出張公演のほかに年に4度の定期公演が行われています。
横仙歌舞伎のトリビア
ところで江戸時代には娯楽が規制されていました。
そんな中で奈義町の歌舞伎が続けられていたのは、当地が天領に指定されていた為というのも理由の一つなのだそうです。
天領に指定されている地域は、他の地域と比べると取締りが緩く、奈義町の歌舞伎も過度に弾圧を受ける事が無かったのだそうです。