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宇宙まで届く道中安全・中和神社
詳細
主祭神:久那止神
通称:くるまどさん
所在地:真庭市蒜山下和1946
旧社格:村社
駐車場:有り
参拝は24時間可
中和神社とは
真庭市の中和神社(ちゅうかじんじゃ)の創建年ははっきりしていませんが、最も古い資料では864年には存在していたことが確認できます。
中和神社の歴史と名前の由来
中和神社の名称は古くは久刀神社、久那止神社、車戸大明神などと呼ばれていましたが、大正時代に鎮座地の村名から現在の名称に改められました。
中和神社のご利益には牛馬の守護や魔除け、厄除け、道中安全など、さまざまな内容が含まれます。特に道中安全に関しては、後述する「はやぶさの出来事」がきっかけで、全国的に有名となりました。神社は多くの参拝者にとって、旅行や出張の前に立ち寄りたい場所となっています。はやぶさの出来事と道中安全のご利益
中和神社が全国的に知られるきっかけとなったのが、惑星探査機はやぶさとの関係です。この出来事により道中安全のご利益が広まり、多くの参拝者が訪れる神社となりました。
特に旅行や遠出をする前に安全祈願をするために参拝する方が増えました。
宇宙まで届くご利益なだけに、その効果は間違いありません。
社殿は小学校のすぐ隣に位置しており、拝殿までの間に段差や傾斜が一切ないため、足が悪い方でも参拝しやすい作りになっています。神社としては珍しいこの配慮が、訪れる人々にとってはとてもありがたい点です。
惑星探査機「はやぶさ」との関係
この神社が全国的に知られるきっかけとなった出来事は、2010年に起きた惑星探査機「はやぶさ」のエンジントラブルです。
「はやぶさ」は宇宙での任務を続けていましたが、エンジントラブルが発生し、帰還が難しくなる可能性が浮上しました。そんな中、スタッフの一人が「中和器」というエンジンの主要部分の名称と同じ名前を持つ中和神社(読み方はチュウカ神社)に祈願するため参拝しました。
その後、「はやぶさ」は無事に地球に帰還することができました。中和神社のご利益である道中安全が、宇宙にまで届いたとして、その名が広まりました。