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身延別院・大聖寺(玉野市)
詳細
所在地:玉野市玉1-3-16
宗派:日蓮宗
駐車場:有り
関連リンク:大聖寺前駅(玉野市電)
大聖寺(玉野市)について
玉野市玉の小高い丘の上に寺院があります。
これが日蓮宗・大聖寺です。
寺院はかなり高い場所にあり、長い階段を上がらないといけません。
夕方六時になると鐘をつきます。ご覧の通り高い場所に有り、玉地区には音を妨げるような高い建造物もないので、鐘の音は地区を越えて響いていきます。
檀家以外でも「鐘の音の寺」として認識している人が多いのではないでしょうか。
夕方六時になると鐘をつきます。ご覧の通り高い場所に有り、玉地区には音を妨げるような高い建造物もないので、鐘の音は地区を越えて響いていきます。
檀家以外でも「鐘の音の寺」として認識している人が多いのではないでしょうか。
また境内からは寺のある玉地区や、すぐ近くにある三菱マリタイムシステムズの工場もよく望めます。
工場萌えな人にはなかなかの絶景スポットではないでしょうか。
大聖寺の歴史
開山は日統上人で、本堂の裏の海が一望できる場所に墓があります。
上人は長崎県に生まれました。幼い頃に事故で失明しました。その目はどの医者に相談しても当時の医学では治せないと言われたそうです。
しかし母は諦めきれず、実家に帰郷した際に檀那寺の和尚さんに相談しました。
すると3つの条件を出されました。
・嫁入り先の家を日蓮宗に改宗し、信心に励む事
・上人の視力が戻ったら将来お坊さんにすること
・お坊さんになったら、お寺を建てること
母親はまずは最初の改宗を実践、信心深い生活を送りました。
すると上人が小学校に上がる頃に、僅かに視力が戻ったのです。
そして2つ目の約束を守るため、上人は10歳の時に佐世保市の円徳寺に小僧として預けられました。
そして修行を続ける中で、自身の寺を持ちたいと考えるようになりました。
しかし当時は同じ市町村内で宗派が重なる寺院の新設が許可されませんでした。
そこで寺を建てられる場所を探す内に、岡山県に住むいとこから、自分が働いている日比町(玉野市の前身の一つで)には日蓮宗の寺院がないと聞きました。
上人は玉野市に移り、2部屋の小さな家を借りて布教所としました。
やがて信徒も集まり、お堂が完成。終戦後の1946年に大聖寺を名乗りました。