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照鏡山・八塔寺
詳細
宗派:天台宗
所在地:備前市加賀美1212
駐車場:有り
八塔寺とは
備前市の八塔寺は、かつて同寺院と高顕寺を中心として72の寺院が立ち並び、十三重塔や七堂伽藍が建てられ、非常に栄えていた地域です。
『西の高野山』とまで呼ばれた事からも、往年の勢いが伺えます。
しかしそれらは美作、備前、播磨の国境に近い場所にある事から戦渦に巻き込まれてしまい衰退してしまいました。
江戸時代になると池田家が寄進を行い、その時に残っていた常照院、そして明王院、宝寿院(この二つの寺が現在の高顕寺)を中心に八塔寺は再興します。
ところで八塔寺は元は真言宗の寺院でした。
しかし江戸時代に入り、無住だった常照院に天台宗の僧侶が住職として訪れます。
そして常照院はその際に八塔寺を名称を使用する事になりました。
この時から八塔寺は現在に至るまで天台宗の寺院になっています。
池田家寄進の鐘
八塔寺には池田家から寄進された鐘が残されています。

境内にはかつて三重塔も存在していましたが、現在は焼失しており、礎石のみが残されています。
また境内裏にある首無し地蔵は授乳にご利益があると言われています。