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黒田家ゆかりの寺、妙興寺
詳細
通称:妙興寺
宗派:日蓮宗
所在地:瀬戸内市長船町福岡684
指定:市指定文化財 金剛力士立像
市指定天然記念物 大イチョウ
駐車場:無し
妙興寺とは
瀬戸内市長船町の妙興寺はかつて市で大いににぎわった福岡地区の代表的な建造物の一つです。紅葉の時期に見事な風情を見せる大イチョウと、立派な仁王門などが観光客の目を喜ばせています。

創建は1403年、赤松則興の追善供養(故人の成仏を祈る事)の為に大教阿闍梨日伝上人により建立されたと伝えられています。
しかし赤松則興という人物についてがよく分かりません。現地の案内板では播磨の国主と記されていますが、赤松氏の歴代の当主にその名は見当たりません。
追善供養なので近い時期で亡くなった人物と仮定すると、1372年没の赤松則祐がいますが、同定するに充分な情報は得られませんでした。
戦国時代には寺域が二町とされ、十坊一院を持つ非常に大きな寺でした。
1716年に火災に遭い、大半の伽藍を焼失したそうでその頃の面影を伺う事は出来ません。
黒田家、宇喜多家ゆかりの地
妙興寺は豊臣秀吉の軍師として活躍した黒田官兵衛を輩出した黒田家のゆかりの寺としてもよく知られています。
福岡県の県名がこの長船町福岡から採られているのは有名な話です。

こちらが境内にある黒田家の墓所です。
右側の奥の墓が黒田高政で黒田間米の曽祖父に当たります。彼の時代に福岡に移ってきており、その時に一緒に連れていた幼子が後の姫路城主の重隆となりました。
福岡時代の黒田家は現地看板に「最も不遇な時代」と書かれるような状況だったようですが、この地から躍進していったというのは誇らしい気持ちになります。

こちらは宇喜多興家の墓です。
戦国武将として下剋上を成し遂げた宇喜多直家の父です。ただし近年はその実在性などに疑義が生じており、将来的にはここに埋葬されている人の名前が変わる事もあるのかもしれません。




