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    旧・遷喬尋常小学校

旧・遷喬尋常小学校校舎観光情報

旧遷喬尋常小学校(写真は校舎)
(現・久世エスパスランド)
所在地:岡山県真庭市鍋屋17-1
国指定・重要文化財
建設:1907年
校舎としての期間:1907~1990年
営業時間:9:00~18:00
入館料:無料(見学のみ)
休日:水曜日、祝日の翌日、年末年始
関連リンク:久世エスパスランドHP

写真撮影:岡山の街角から
 校舎時代
 岡山県で古い校舎といえば、長らく日本で最古の現役校舎として知られていた高梁市の吹屋小学校(現在は廃校)が著名ですが、真庭市久世にも現役引退は早かったものの、吹屋小学校に負けず歴史のある校舎があります。
 それが『遷喬尋常小学校の旧校舎』です。
 現在の新校舎の完成に伴って学校機能が移転するまで、84年間にわたって現役として活用されていた校舎です。

 久世エスパスランドの施設として再利用
 学校としての役目が終了した後も明治時代後期の擬洋風校舎としての価値は高く評価され、1999年には国の重要文化財へ指定されています。
 引退後は図書館、学習室を備えた文化振興の為の施設である『久世エスパスランド』の施設の一つとして、校舎内の見学はもちろん、会議室などとしても利用できるように整備されています。
 また『Always三丁目の夕日』、『実写版のほたるの墓』など、昭和初期などを舞台とした様々な映像作品でロケ地として採用されています。
 それぞれの場所へ案内表示が出ているので、尋ねてみると、あなたの知っている作品の舞台が見つかるかもしれません。

 校内の様子
 校舎内にはかつて児童たちが利用していた机や椅子、卒業制作の作品などもあり、自分の小学校の頃を思い出しながら見て廻る事が出来ます。
 僕も実際に見てきたのですが、久し振りに腰掛けた小学校の椅子は信じられないほど小さなものでした。
 小学校の頃に転校に伴って、4年程、昔ながらの木造校舎に通っていた事があるのですが、その頃を思い出せる、とても気持ちの良い体験が出来ました。

 この珍しい学校の名前は「出自幽谷遷于喬木」という詩経の一文から二文字を取り上げて作られたものだそうで、岡山の名士である山田方谷さんがつけられたものです。

※新校舎へ移転後も遷喬小学校の名前のままですので、間違えて新校舎へ行かないように気をつけて下さい。

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