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備中国・総社宮
詳細
通称:総社宮
所在地:総社市総社2丁目18-1
主祭神:大己貴命
須世理姫命
駐車場:有り(10台)
市指定:重要文化財
備中国・総社宮とは
『総社』とは、国司(中央からそれぞれの国の管理の為に派遣された役人、現在の県知事や市長のような役職)が仕事として行っていた神社巡りの大変さを軽減させる為に作られました。
その為に総社市だけではなく、全国各地に残されていまいます。
総社市の総社は備中国の総社で、324社の神が合祀されています。
岡山県内には他の旧律令国の範囲に合わせて岡山市中区祇園にある備前国総社宮と、美作国の総社として津山市の総社があります。
総社市の総社は、地名も総社なので、通称は市外だと『総社の総社』、市内では『総社宮』、『総社のお宮』といった呼ばれ方をされます。
ちなみに漢字は正式には『總社』です。
全国有数の総社
各地の総社は既に無くなってしまった物も含めて、衰退している場所も少なくありません。
しかし総社市の総社宮は今でも厚い信仰を受けており、昔ながらの原型を色濃く留めています。
現在の規模においても、全国有数の規模となります。
境内には大きな池を有する庭園が広がります。
この庭園は三島式庭園と呼ばれるもので、日本三名園の一つである後楽園(岡山市)の参考とされたとも言われています。
規模的には後楽園の方が随分と大きいわけですが、園内を散策していると後楽園の面影を見ることが出来ます。
ゆっくり散策したいスポットです。
神社の裏には昔ながらの町並みが広がる総社商店街があります。こちらも散策するのに適したスポットです。
関連リンク:総社商店街