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旧高月村役場の棟瓦

旧高月村役場の棟瓦

詳細

旧高月村役場・棟瓦
所在地:赤磐市下市337(山陽郷土美術館前)
見学時間:棟瓦のみなら常時見学可
建造:1908年
駐車場:有り

旧高月村役場棟瓦


 赤磐市の山陽郷土資料館の建物の前に、非常に立派な佇まいの棟瓦が置かれています。
 これは赤磐市の市域にかつて存在した旧高月村の役場の建物から取り外されたものです。火伏せの縁起物である兎と波が描かれています。

 造られたのは1908年です。
 写真では確認しづらいですが、瓦には高月村の旧称である西高月村の名前が刻まれています。
 役場は1953年まで使用され、棟瓦の部分は1979年に現在地へ移されました。

 尚、この瓦は郷土資料館の前に常時出ているので、資料館の休日や営業時間を問わず見学可能です。

高月村の歴史


 高月村は1900年の郡制の施行に伴い西高月村の名前で発足しました。役場が置かれたのは赤磐市馬屋の馬屋交差点の辺りです。


 西高月村の発足当時は東高月村も存在しましたが、1902年に周辺の村との合併により高陽村を発足しました。後に高月村へ改称したのは東高月村が無くなった為でしょう。

 高月村は1953年に高陽村、西山村と合併して山陽町を発足します。
 この時に高月村の全域が山陽町になったわけではなく、牟佐は岡山市に編入されました。(現・岡山市北区牟佐)

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写真:旧高月村の棟瓦
写真撮影:岡山の街角から

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