地名の由来:総社市
総社市 概略
市名:総社市(Souja)
市の木:モミジ
市の鳥:タンチョウ
市の花:レンゲ
関連リンク:総社市公式HP
総社とは
かつての日本では『国』という地方のそれぞれへ国司と呼ばれる行政を司る役人が派遣され、大きな権力を持って国を支配していました。
国司の時代は祭政一致の政治を行っていたので、年中行事として国の中にある多数の社を回っていました。
しかし時代の流れと共に国司が支配者の立場から、有名無実の存在になっていき、国内の社を一つずつ巡っていくだけの余力を失っていきました。
そこで神々を合祀する社をつくり、その社を詣でてしまえば充分とあるとして、一つ一つ回っていく手間を省く事にしました。
その社が3総社市や、その他の地域にも存在する『総社』と呼ばるものです。
地名の由来
総社市の地名の由来は、備中の総社宮の所在地であることです。
総社市の起源となる『総社村』が誕生、後に町制、市制を敷いて、2005年に山手村、清音村と合併して現在の総社市となりました。
その地名の由来となった総社は地名の総社と混同しないように『総社宮』と呼ばれ、現在でも地域の人々からの厚い信仰を集めています。
特に総社市の総社宮は全国各地の『総社』の中でも、大きな物の一つに数えられるそうです。
関連リンク:『総社』(地名の由来となった神社)
ごみ袋変動相場制
総社市のユニークな取り組みに、2010年より実施されているごみ袋の変動相場制があります。
これは市の指定するごみ袋の価格を、一定ではなく変動させる制度です。
基準となるのは市民による家庭ごみの排出量です。
3年ごとに料金の見直しが行われ、その時点でのゴミの排出量が減っていればごみ袋の価格を下げる。
もちろん、家庭ごみの排出量が上がっていれば増えるという制度です。
2013年の改定の際には排出量が7.7%も減っている事が確認され、市指定のごみ袋の料金もそれに応じて7.7%値引きされる事になりました。
制度の導入により、市民のゴミへ対する意識が向上しているのが見て取れる結果ですね。

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関連リンク
写真:地名の由来となった総社宮
写真撮影:岡山の街角から
