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地名の由来:瀬戸地域

地名の由来


 岡山市東区の瀬戸町は内陸部にある地域です。
 どうしてこの内陸の地域に瀬戸町という名前がついたのでしょうか?

 実はそもそもセトは、『瀬戸』ではありませんでした。
 瀬戸町のセトは、山々に挟まれている狭い所の意味で、『狭処(セト)』が本来の意味で、瀬戸という漢字は後に転じたものです。

 しかし古墳時代まで遡ってみると、この辺りが海辺だった時期があるようです。
 今でも周辺の地域に地名として名残が見られるので、こちらも由来に関係しているのかもしれません。

 瀬戸町が町制を施行する以前は物理(もどろい)村を名乗っていました。
 こちらは水取(もいとい)の転化と考えられています。

岡山市にある赤磐警察署


 赤磐警察署は岡山市東区瀬戸町瀬戸にあります。
 これは瀬戸町が赤磐郡だった名残です。

 赤磐郡の他の地域は合併で赤磐市になりましたが、赤磐警察署の所在地だった瀬戸町だけが岡山市に編入しました。
 合併後も警察署の管轄は変更されておらず、赤磐市全域と岡山市東区の旧瀬戸町のエリアになっています。(2014年12月現在)

関連項目:瀬戸駅(駅名になった地名の由来)


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関連リンク


写真:岡山市東区役所・瀬戸支所
写真提供:Googleマップ

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