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駅名の由来:北長瀬駅
北長瀬駅
岡山市北区の北長瀬駅は2005年に開業した新しい駅です。
同年に開催された晴れの国おかやま国体の競技場の一つである岡山ドームの最寄り駅で、開業もそれに合わせられました。
しかし駅には1990年代に開業する計画もありました。
岡山ドーム周辺は岡山チボリ公園の予定地になっていました。
北長瀬駅もそのアクセスのために計画されていました。駅を降りたら夢の国…、なんてキャッチコピーもあったのかもしれません。
しかし計画にまつわる不透明なお金の動きなどが問題視され、計画は中止になりました。(関連リンク:岡山チボリ公園)
その為に北長瀬駅の周辺には何もないので開業を急ぐ必要もなくなり、国体の時期まで延びていたのです。
北長瀬は周辺の旧地名である北長瀬に由来します。
1974年に実施された住居表示事業で北長瀬は分割され、駅の所在地である北長瀬表町もその際に誕生しました。
岡山市の長瀬の地名は近くを笹ヶ瀬川のかつての河口付近に位置し、浅くなっている地形から長瀬と呼ばれるようになったと考えられています。
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関連リンク
写真:北長瀬駅
写真提供:Googleマップ