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号外

『岡山で初めて出た号外は?』

岡山県で確認できる最古の号外


 大きな事件や、著名人の慶弔事などの際に配られる新聞の号外。
 岡山県で初めて出た号外は何だったのでしょう?

 岡山県で確認できる最も古い新聞の号外は、1885年(明治18年)に発行されたものです。この号外は、朝鮮で起こった「甲申政変」の事後処理として、日本と清(当時の中国)の間で締結された「天津条約」の内容を報じるものでした。

 発行したのは、現在の山陽新聞社の前身の一つである「山陽新報」です。この号外を皮切りに、岡山でも号外が次々と発行されるようになります。
 これは号外という文化が岡山に根付いたとも言えますが、新聞社の経営が安定し、号外を発行する余裕ができたという見方もあるようです。

幻の第一号?郷土史家が記したもう一つの号外


 郷土史研究家である岡 長平氏の著書『岡山盛衰記』には、これとは別に「岡山初の号外」と記された記述があります。

 それによると、天津条約の締結よりも1年前、甲申政変が発生した際に号外が出ていたとされています。もしこの記述が事実であれば、こちらの号外こそが岡山県で最初に発行された号外ということになります。

 残念ながら、この「幻の第一号」については詳細な資料が残されていません。そのため、現在、公式に確認できる岡山初の号外は、やはり天津条約の締結を報じるものとされています。



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画像:『号外』





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