TOP>コラム>岡山の過去の 出来事>2.友情の水
『玉野・直島 友情の水』
玉野市と直島 町
岡山県南部に位置する玉野市は、香川県の島々との交流が盛んな地域です。中でも、玉野市から約3km沖にある 離島、直島町(香川県)との関係は特別なものがあります。
直島町は香川県でありながら、岡山県の地方紙である山陽新聞が唯一配布されるエリアです。配布される山陽新聞 の玉野圏版では、玉野市の話題と並んで直島町の記事も掲載されるほど、両地域の結びつきは強いです。
フェリーを利用すれば、片道約20分で玉野市と直島町を行き来できます。直島町が属する香川県高松市よりも玉野市の方が物理 的に近く、フェリーの便数も多いため、直島町民の日常の買い物などは玉野市で行われることが一般的です。
さらに、この二つの市町の間には、距離以上に深い関係を示す「友情の水」が通っています。
「友情の水」が生まれた背景
「友情の水」とは、1971年に西日本を襲った深刻な水不足がきっかけで始
まった事業です。直島町もこの影響を大きく受け、町民の生活を支える直島ダムの水源が危機的な状況に陥りました。
この時に手を差し伸べたのが玉野市です。1972年には岡山・香川の県境を越えて給水船を出し、直島町への緊 急給水を行いました。
そして翌1973年には、さらに一歩進んで海底導水管が敷設され、玉野市から直島町への安定的な水の供給が開
始されました。この事業こそが、両市町の深い絆を象徴する「友情の水」と呼ばれています。
関連リンク
画像:『水のイメージ画像』

-戻る-



