『岡山の二度泣き』
岡山の二度泣きとは
岡山二度泣きという表現をご存知でしょうか?
これは札幌の二度泣きという表現に対して生まれた言葉です。
札幌の二度泣きはよそから札幌へ転勤で訪れた人の心境を表しています。
最初は雪国である札幌への転勤が嫌で泣きますが、札幌の人の優しさに触れる内に、再び転勤になる頃には札幌から離れるのが泣くそうです。
これに対して岡山の二度泣きは皮肉を込めた表現です。
岡山県民はよそ者に冷たい県民性があるとされ、まず移住した際にはその冷たさに泣きます。
札幌の場合はこの後で札幌の素晴らしさに触れて去る事が寂しくて泣く…のですが、岡山の二度泣きは、出ていける事が嬉しくて二度目の涙を流すのだそうです。
ちなみにこの言葉は本当にそのように言われて発生した訳ではありません。ある場で県民性を端的に表現する為の比喩として用いられたのが広まったようです。
後述するように二度泣きというのは県民性を表現するのに用いられることがあるテンプレートのようなものなのです。
各地に二度泣き?
この【○○の二度泣き】という表現は、札幌や岡山以外にも存在します。
回数違いで【○○の三度泣き】というバリエーションの場合もあります。地域性などを当てはめて地域のいいところや悪いところを指摘、表現するのに用いられます。
興味がある方は、調べてみて下さいね。
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画像:『泣く人』
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