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下津井電鉄線唯一のトンネル
下津井電鉄線唯一のトンネル
琴海駅から次の鷲羽山駅の途中に、下津井電鉄線唯一のトンネルがあります。
これは下津井電鉄線の歴史の中では後期に誕生したもので、瀬戸大橋線の高架が出来た事に伴って作られました。
冒頭の写真がそれですが、一見すると高架の下をくぐっているだけのようにも見えます。
トンネルの途中にドアがありますが、これがもしかすると鉄道のトンネルに設置が義務付けられている退避用スペースの名残なのかも知れません。
変化したもの
私は2009年、2013年と下津井電鉄線跡の風の道を踏破してきました。
その時の行程はコラムとしてサイトで紹介しましたが、しかしこの扉を紹介するのは今回が初めてです。。
その時の行程はコラムとしてサイトで紹介しましたが、しかしこの扉を紹介するのは今回が初めてです。。
2009年に初めて歩いた時はしっかりとした建物でした。
2013年時点はやや傷みが目立っていました。
そして2019年、もはやボロボロで半開きの状態でした。
2013年時点はやや傷みが目立っていました。
そして2019年、もはやボロボロで半開きの状態でした。
恐らくこの奥の竹林が私有地で、一般の人が出入りしないように作られていたものだと思います。
2019年時点では竹林自体も管理されておらず、扉はあるものの中に入っても人が歩くのは困難な状態になっていました。
10年の月日の間に管理していた方が来られなくなったのでしょう。
10年は長いよなと、改めて思いました。
関連リンク
写真撮影:岡山の街角から
1.『トンネル』
2.『退避スペース跡?』
3.『竹林への扉』
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