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疎開宅の内部

金田一耕助『横溝正史・疎開宅2』

庭の様子

庭

 庭はほぼ当時のままの状態だそうです。

 この地へ滞在していたのはそれほど長い期間では有りませんでしたが、まだ小さかったお子さんや、周辺の住民の方と暮らした日々は充実した良い思い出になっていたようです。

ミステリー遊歩道

  岡田大池

 付近はミステリー遊歩道として、金田一作品や著者に縁のある場所を巡るように整備されています。
 金田一耕助のデビュー作となる本陣殺人事件は旧岡田村周辺が舞台となっており、実在の地名も出ているので、訪問の際には事前に復習しておくと面白いでしょう。

 写真の池(水草が茂っていて草原のように見えますが、これは池です)の辺りは作品の構想を練りながら歩いていたという、横溝正史さんお気に入りの散歩道でした。

 岡田大池という名前で、金田一耕助シリーズではありませんが、『空蝉処女』に登場する池のモデルになっています。

 近所には千光寺という名前の寺が有り、この名前は後に獄門島に出てくる寺の名前に採用されています。



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写真:上・室内の様子
    中・庭
    下・岡田大池
写真撮影:岡山の街角から


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