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ドクター・メイズ
ドクター・メイズ 概要
存在しない理由:廃業
営業期間:1986年~
建物概要:迷路
建物:撤去
巨大迷路・ドクター・メイズ
1980年代の日本で巨大迷路がブームになりました。
日本各地で作られ、岡山県にもそのブームは上陸しました。
その代表格が高梁市の「ドクター・メイズ」です。
高梁市高倉町大瀬八長にありました。
距離の近いワンダーランドと一緒に楽しまれる事が多かったようです。
SNSでドクターメイズを検索すると、ワンダーランドの施設と考えていたような書き込みも見られるので定番のルートだったのでしょう。
開業は1986年です。
全国林業改良普及協会のサイトに開業時の記事が公表されています。
敷地面積は3,300平方メートル。
迷路を形成する壁の高さは2mでスギ製、支える柱にはヒノキが用いられました。
最短ルートで攻略しても1kmの距離があり、ギブアップの人を助けるための救助隊や監視台も設置されました。
迷路の最大の問題であるマンネリ防止の為に壁の板は外せるようになっており、定期的に迷路は作り変えられていたようです。
現在は…?
ドクターメイズは現存せず、閉鎖しています。
建物は取り壊され、ページのトップに掲載している看板だけが長らく残されていましたが、それも現存しないようです。
残念ながら閉業時期は分かりませんでした。
当時の巨大迷路ブームは長続きせず、ドクターメイズの営業期間も長くはなかったようです。ブームの末期には迷路の中で自分の後姿を見たという都市伝説めいた噂が流れていたこともあり、ドクターメイズもそうした波に抗えませんでした。
迷路と一緒に楽しまれたワンダーランドも1993年には客の減少により土日祝や夏休み期間のみの営業に転換、1996年には閉鎖しています。