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きびの郷ワンダーランド
きびの郷ワンダーランド・概要
無くなった理由:廃業
営業期間:1980年~1996年
建物:撤去(後に朝霧温泉ゆ・ら・ら~廃業、ハイランドマウンテン)
関連リンク:ドクターメイズ(遊園地の近くにあった巨大迷路)
王子ファンシーランド
ワンダーランドとは
かつて高梁市に『きびの郷ワンダーランド』という遊園地がありました。
カモン、ワンダーランド!
CMでの威勢の良い掛け声を覚えている方も多いのではないでしょうか。
ワンダーランドは高梁市にあった遊園地です。
大型遊具を備える公園のハイランドマウンテンがある辺りで営業していました。
マスコットキャラクターは犬の一家。恐らくワンと犬をかけているのだワン。
跡地には朝霧温泉ゆ・ら・らという温泉施設が作られましたが、こちらも2012年いっぱいで閉鎖しています。
私個人の感想としては岡山市や倉敷市といった岡山県の人口密集地からも遠く、地元である高梁市の中心部からも利便性が良いとは言い難い微妙な立地が良くなかったのではないかと思います。
開業から廃業まで
ワンダーランドは最初から遊園地を作る計画だったわけではなく、オイルショックで頓挫したゴルフ場の用地を活用するという経緯で誕生しました。
遊具は1979年に岡山市南区で開催された『瀬戸内2001大博覧会』で使用されたものが転用されました。色々なタイミングが重なってワンダーランドが誕生したようです。
しかし日本の景気失速の影響で来場者は減り続けました。全国的にも遊園地の閉園が増えてきている時期で、ワンダーランドもその流れにあらがう事は出来ませんでした。
営業日を土日や長期休暇期間のみに短縮するなどの対処がなされるも状況は改善せず、1996年に閉園となりました。
ワンダーランドのCMは印象に残るフレーズが多く、今でも懐かしく思っている方も多いようですが、既に往時の名残を残すような物は余り残されていません。
営業時の園内マップがあるので、ぜひ懐かしんでみて下さい。