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王子ファンシーランド
おもちゃ王国と言えば岡山県を本部とする、オモチャを楽しめる遊園地として展開されているテーマパークです。
現在でも全国数箇所へ展開する遊園地の優良グループですが、おもちゃ王国には県民が懐かしむ前身があります。
王子ファンシーランド・概要
無くなった理由:廃業
営業期間:1989年~1995年
建物:おもちゃ王国へ継承
関連会社:瀬戸大橋カントリークラブ(同じ運営会社)
関連リンク:きびの郷ワンダーランド
王子ファンシーランドとは
おもちゃ王国の前身はかつて同地にあった王子ファンシーランドです。
第三セクターが運営する玉野市唯一の遊園地でした。動物のキャラクターたちが住む町がコンセプトになっており、名前の通りファンシーな世界観が広がっていました。
場所は王子が岳の近くです。向かう際の通り道になるので、景色を楽しみに行く人々がついでに立ち寄ってお金を落としてくれる…、そのような計画だったのでしょう。
東映動画がデザインしたチェリーミミというマスコットキャラクターや、朝のテレビでの踊りのコーナーなど、なかなかの力の入れようでした。
しかし徐々に客足が遠のき、経営状態が悪化。商圏の一角である関西で阪神淡路大震災が発生してそれに拍車がかかり、1995年12月で廃園になりました。
僅か7年余りの短い営業期間でした。
おもちゃ王国誕生
その後、県内で『こどもや』という玩具屋を展開している企業のサンヨープレジャー社が施設や土地を借り受け、設立したのがおもちゃ王国です。
王子ファンシーランドなどのような旧来型の遊園地とは一線を画し、自らの得意分野である玩具を主体としたテーマパークとして成功を収めました。
現在でも玉野市のおもちゃ王国は王子ファンシーランドの施設を再利用しているので、かつて王子ファンシーランドを訪れた思い出のある方には当時の面影を見る事が出来ます。