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消えた駅名「由加駅」の謎:倉敷の地名が岡山市の駅名になった理由
由加駅
■ 無くなった理由
名称変更のため(迫川駅へ)
■ 期間
1910年~1952年まで
■ 関連リンク
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消えた由加駅
岡山市にある迫川(はざかわ)駅。
実はこの駅はかつて「由加駅(ゆがえき)」という名称でした。
1910年(明治43年)の宇野線開通と同時に開業し、1952年(昭和27年)に現在の迫川駅へと改名されました。
40年以上にわたって使われた駅名が、なぜ変更されたのでしょうか?その理由は、駅名に倉敷市の地名である「由加」が採用された経 緯に遡ります。
何故、由加駅?
「由加」は、由加山に由来する倉敷市児島地域の地名です。
それが岡山市の駅名になったのは、開業当時、岡山市側から由加山へ向かうための最寄り駅として賑わっていたため
です。由加山は古くからの信仰の地であり、多くの参拝者がこの駅を利用していました。
しかし、時代の流れと共に交通事情が変化すると、由加山へ行くために由加駅を利用する人は徐々に減少していきました。その結 果、駅名を「由加」とすることが不自然になってきたため、駅の所在地である「迫川」の地名を採って「迫川駅」に改 称されたのです。
かつては駅から由加山へ続く山道にかけては参道として多くの店が立ち並び、活気に満ちていました。そのため、現在でも迫川地 区から山間へ向かう奥迫川には、当時の賑わいを物語るかのように多くの民家が見られます。
また迫川駅の傍に灘崎小学校からそう離れていない場所に同小学校の分校があるのは、周辺にそれだけ多くの人々が集まって暮ら していた名残だとされています。

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関連リンク
写真:かつての由加山参道、迫川駅周辺
写真提供:Googleマップ



