『危険な西洋料理店』
岡山初の西洋料理店
日本で初めて西洋料理店が登場したのは、まだ江戸時代だった1863年です。
長崎県で草野丈吉が創業した良林亭が最初です。(後に自由亭へ改名)
岡山県では少し遅れて、明治時代に入った後の1879年が初です。
同年の4月と8月に2軒オープンしました。
さぞかし新しいものに当時の岡山っ子たちは胸を躍らせたのだろう…と思いきや、当時の新聞では「西洋料理は美味しいが危険だ」と書かれてしまいました。
料理が美味しいけど危険…?どんなメニューを食べたのか不思議に思い、追加で内容について調べてみました。
危険な?西洋料理
どうして西洋料理が危険とされたのでしょうか?
実は一方のお店で新聞記者を招いてのお披露目が行われた際に、記者が怪我をしてしまったのです。
ただしお店側や料理に原因があったわけではありません。当時の一般人に親しみがなかったフォークを使用した為に起きた事故でした。
当時の日本人が食べる時に使うのは箸一択だったわけですから、西洋の金属製で突き刺す食器であるフォークはさぞ危険に見えたのでしょう。
新聞記事の風評被害なのか、それとも庶民にはなかなか手が出ない高めの価格設定が災いしたのか、どちらのお店もすぐに廃業してしまったそうです。
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画像:『洋食を食べる人』

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