双蛇の元ネタ
神我人の宇宙船・双蛇の由来は、総社市の総社という神社です。
市の名前と同じなので、混同されないように地元では総社宮とも呼ばれます。
総社とは、かつて国司が仕事の一つである神社の訪問の煩雑さを軽減させる為に沢山の神々を合祀した神社です。
総社を参る事で、国の中にある色々な神社を逐一回る手間を省けます。
総社市の総社宮は備中国の総社で、岡山市や津山市にかつての備前国、美作国の総社があるように、実は総社自体は全国で見られます。
総社の中にも無くなったものや、衰退したものまで様々あります。
しかし備中国の総社宮は盛んに信仰されており、現在では日本でも有数の規模の総社となっています。
所在地の地名である『総社』も、この総社が由来となっています。
(神社の詳細についてはこちら→総社宮)
美しい庭園
総社宮は敷地も非常に広く、美しい庭園と池があります。
この総社の庭園は岡山が誇る、日本三大庭園の一つ『後楽園』のモデルとなったとも言われている壮大かつ優美なものです。
天地無用!で征木神社のモデルとなったのは浅口市にある太老神社でしたが、庭園などの雰囲気はこの総社に近いものがあるのではないでしょうか。
滞在中にも何名もの参拝の方が来られており、非常に活気溢れる神社でした。