岡山方言辞典:か行
か行の岡山弁 目次
か き く け こ
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「か」から始まる岡山弁
がいけ:風邪
かいさま:逆さま
がいだ:カメムシ
換え事(かえごと):交換
かおもの:顔役、顔をよく知られた人
がが:魚の骨(幼児語)
ガガモー:たがめ
かがむ:牢屋に入る
かく:作業を分担する
かぐ:分ける
かぐる:掻く
かざ:匂い
傘にのる:傘に入る
カサ:梅毒
かざむ:嗅ぐ
かじける:寒がる
風邪を引く:食べ物が空気に触れて風味が変わること
風の実:秋~冬にかけての、風と共に降る雨
かたえる:便秘
がっそー:髪がボサボサな様子
かど:庭
かなぐる:ひっかく
かばち:口が達者、文句
かぶ:野ぶどう
がめる:やつれる
かやる:転ぶ
からげる:端折る
からすない:こむら返り
唐津:瀬戸物
がんつ:ガザミ(蟹)
がんつき:目つき
「き」から始まる岡山弁
木鎌大(きがまだいく):素人の大工
聞きほつる:聞きはつる(一部だけ聞くこと)
ぎすい:強い
ぎーす:キリギリス(ちょんぎーすとも)
きたけ:時雨
汚な声(きたなごえ):悲鳴
きちー:きつい
狐花(きつねばな):彼岸花
きっそう:愛嬌、愛想
きっぽ:硬直する
きなづく:勢いがつく
きび:気味
きびし:かかと
肝がイモになる:肝を冷やす
きやきや:鋭い痛みの形容詞
きやくそ:気分、気
きゃーくそが悪い:(罵倒の意味で)気分が悪い
きやす:消す
きょーさみー:恐ろしい
ぎょーさん:たくさん、大げさ
ぎょーさん坊:大げさにばかり言う人
ぎょーせん:水飴
きょーてー:怖い
ぎり:つむじ
きりご:コオロギ
きりば:まな板
きりもの:着物
きんにょう:昨日
「く」から始まる岡山弁
ぐい:棘、バラ
くぎる:焦げる
くけ:フケ
草を食う:クビになる
くじ:泣き言
ぐしー:(締め方が)緩い
ぐしー、ぐじー:(人が)のろい
くじくる:ぐずる
くそびき:ツチガエル(クソガエルとも)
くつわいー:くすぐったい
くまんばち:熊蜂
くみる:湿気る、腐食する
くもじ:漬物
雲が閊(つか)える:空が雲で一杯になる
ぐり:腫れ物、吹き出物
くるわ:講仲間
「け」から始まる岡山弁
け:接尾辞として用いる。例:溝の事を溝けと呼ぶ
けー:これ
けー:来い
けぇ、けん:○○なので
げし:岸
げた:舌平目
けーつ:こいつ
けつる:蹴る
けっちゃく:横着
けっぱんずく:躓く
けなりい:羨ましい
毛棒立つ(けぼうたつ):細い毛がおこり立つ
源助:思い通りに行かない
けんびき:肩こり、めまい
「こ」から始まる岡山弁
小腕:手首から先の部位
こおつと:さてと
こがいな:このような
こかす:転倒させる
業が沸く:腹が立つ
小口から:片っ端から
こげ:欠片
こさげる:かき集める
こざらかす:(主に子供を)なだめる
こしー、こすい:ずるい
ごじゃ:無茶
こずく:咳をする
こたぶれる:疲れる
こっちゃ:こっち
こってーうし:特牛、牝の牛
こなす:脱穀する
こっぱん:発疹
こねーな:このような
こましゃくれる:小生意気な
こめー:小さい
紅屋(こうや)とんぼ:ハグロトンボ
御寮様:奥様
ごんご:カッパ
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