田の口港周辺を歩く7
旭荒神社
こちらは後日談になります。
久し振りに田の口港を訪れて、近所の植木の手入れをしている方とお話をさせて頂いたところ、近くに神社があるというお話をお伺いしたので訪ねてみました。
参道の通りとは少し離れた場所ですが、大鳥居からは徒歩で5分以内です。
少し歩くと、住宅地の中に上の写真のような鳥居が現れ、坂道をヒィヒィ言いながら進むと、冒頭の写真のような神社が見えてきます。
住宅地をヒィヒィ言いながらカメラ片手に歩いていく男…。
THE変態ですね。
閑話休題。
ここは『旭荒神社』という神社です。
神社に関する詳細な解説は見当たらなかったのですが、名前にもあるように荒神信仰による荒神社のようでした。
荒神とは基本的に悪い神様のことです。
そんな神様に神社を作って祀っているのかというと、悪い神様だからこそ、丁重に崇める事で自分たちに害悪が起こらないようにという願いから来ているものなのです。
中四国に多く見られる信仰で、岡山県は荒神社は日本で一番多いのだとか…。
この神社のすぐ裏側にある『荒神の楠』といい、樹齢700年にもなるといわれる大樹です。
高さは15mで、枝張りは40mもあり、倉敷市の天然記念物に指定されています。
この楠木は海から見ても良く目立つ事から、両参りで訪れる船の方々などからは地域のランドマークとして親しまれていたそうです。
とても立派なクスノキなので、是非、古い町並みとあわせて見学しておきたいスポットですね♪
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写真撮影:岡山の街角から
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