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登山道2合目~4合目
さて登山道を進んでいきます。
豊かな自然が残されている風景を楽しんだり、場所によっては瀬戸内海の島々を楽しむ事が出来る景勝地なので、あっという間に登っていけます。
実はこれから目指す日吉神社への参拝者が減り始めて以降、この辺りは余り整備されていなかったのだそうです。
それが整備されるようになったのは、瀬戸内海一帯が国立公園に指定された為です。
国立公園に指定された事で、十禅寺山の景観のよさが見直され、現在のように登山道などが整えられたのだそうです。
さて、道には合数を示す標柱が立てられているので、それを元に登山道をご紹介します。
2合目・祇園口
2合目は、先のページで紹介した、舗装道から土の道へ合流した辺りにあります。
実は1合目は見落としてしまっていたのですが、住宅地の中を抜ける舗装された道沿いに立てられていたそうです。
写真:左・標柱、右・2合目周辺
3合目(名称不明)
3合目の標柱も見つけられなかったのですが、帰ってからネットで調べてみたのですが、ほかに登山をされた方も3合目の標柱は見つけられなかったようです。
ここまで一本道なのですが、写真右側のように道?というにはただ山を切り開いたようになっている場所があるのですが、順路は曲がらずに真っ直ぐです。
他の方が訪ねた中に、土砂崩れで流れたのはないかという意見がありましたが、もしかすると、この付近が土砂崩れになっていたのを修復している途中なのかもしれませんね。
ちなみに3合目付近では木々の間から瀬戸内海を愛でる事が出来ますが、ちょっと木が繁りすぎているきらいがあり、パッと目の前に開けるような展望は楽しめません。
写真:左・3合目付近から見える海、右・4合目への順路
4合目・木ノ奥
4合目の標柱からは再び確認できました。
木ノ奥と名付けられていますが、この標柱がある周辺は木よりも竹が建ち並んでいるほうが印象的な感じがしました。
十禅寺山は桜の名所としても知られています。
この4合目付近から、徐々に山桜を堪能する事が出来ます。
しかもこの日は、これだけの天気で桜も満開だというのに、僕以外の花見客はいませんでしたから、人生で一番贅沢な花見だったといって良いほど、桜を独り占めしました。
写真:上の左・標柱、上の右・4合目の竹林、下・桜
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撮影:岡山の街角から
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