トップ > 下津井電鉄廃線跡を歩く2013-16

白川友一さんの像

下津井の町を歩く

 白川友一さん
 まず下津井駅跡の一角にあるこの像。
 これは下津井電鉄の初代社長『白川友一』さんという方です。
 丸亀出身の国会議員で、会社設立時には筆頭株主として、また下津井と丸亀の航路を維持する為に法整備などの形でも下津井電鉄線へ尽力された方です。

 贈収賄事件である『大浦事件』の責任を取る形で退任されるまで無給で勤められたそうで、様々な功績へ対してこのように立派な像が作られているのでしょう。
 二代目以降は永山家の親族が社長を歴任されていますが、二代目社長の永山久吉さんは政治家としての活動などでも忙しい白川さんの右腕として活躍されていた方だそうです。
(※参考資料:『続・瀬戸内の経済人』)

 陸閘
 
 もう一つ道を歩いていて見つけたのがこの設備。
 陸閘(りっこう)というもので、高潮の増水時に出入り口を封鎖する事で、海水が住宅地へ流れ込むのを防ぐ緊急時に用いる堤防のようなものです。
 海に近い港町らしい風景ですね。

 前回訪れた時は風の道をすぐに戻ってしまったので、ゆっくりと町並みを眺める時間がありませんでした。
 今回はじっくりと観て回れて楽しかったですよ♪
 ちなみに帰り道はタクシーを利用しました。『下電タクシー』だと思って乗ったら、別の会社の『下津井タクシー』さんでしたΣ(・ω・ノ)ノ!
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写真:上『白川友一さんの像』
    下『陸閘』
撮影:岡山の街角から


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