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7.瀬戸内海に象が住んでいたぞぅ!?

瀬戸内海に象が住んでいた

 次の看板のテーマは、『瀬戸内海に象が住んでいた』です。

瀬戸内海の海底からステゴドン象、ナウマン象と呼ばれる時代を異にした二種類の旧象の化石が発見されています。これは、昔日本列島が大陸と地続きであったこと、瀬戸内海が幾たびか陸地になっていたことを物語るものです。

 先ほどの花崗岩の項目でも触れられていますが、瀬戸内海は陸地になったり海になったりを繰り返していたと考えられています。

 なので時代の異なる象の化石が出てくる…という事のようです。

どんなゾウ?

瀬戸内海

 ナウマン象は氷河期が続く更新世の後期、1万6千年程前に生きていた象です。


ナウマン象(ナウマン象)

 地球自体の環境の変化や、人類が捕食が原因で絶滅したと考えられています。

 ステゴドン象はナウマンゾウよりも更に昔の時代に生息していた象の仲間です。
 名前は歯が屋根のような形になっている事に由来するギリシャ語です。

 絶滅の原因は前述の通り気候の変化や人間の捕食で数を減らしたと考えられえいますが、理由がはっきりしない部分もあるそうです。



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目 次

写真:上・瀬戸内海に象が住んでいた、下・瀬戸内海
写真撮影:岡山の街角から


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