日本一高い場所にある現存天守
備中松山城・天守閣
どーん。
…意外と小さい。
これが天守閣を見た一番の感想です。
実は昔のまま残されている天守閣(現存天守)の中で、一番小さい規模の天守閣がこの備中松山城の天守閣です。
しかし現存天守の中では最も高い位置にあるのも備中松山城です。城の立地を考えれば、この規模の天守でも大変な苦労を伴って建てられたのでしょう。
今は綺麗な状態に修復されていますが、資料室では荒れ放題になっていた頃の天守閣の写真を見る事が出来、この二つの比較をしてみるのも面白かったです。
現在の天守閣は後に嗣子が居なかった為に断絶してしまう水谷家の二代目城主である水谷勝宗が建てたものですが、元になる天守閣自体はもう少し古い時代からあったのではないかと考えられています。
備中松山城、到着!!
備中松山城は江戸時代にはその立地が故に日常業務では使われなかったそうです。
普段の仕事は山の麓に建てられた御根小屋という施設で行われていました。
現在のように途中まで車で来れるような環境ではなかった当時は、御根小屋から城まで一時間程度は掛かったそうです
城の中の人までをも遠ざける…!
さすがの備中地方随一の山城だけあります。
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写真撮影:岡山の街角から
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写真撮影:岡山の街角から
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