TOPコラム>備中松山城を踏破する8

大手恩付近

大手門付近

大手門付近


 大手門跡付近です。
 石垣と、復元された塀が当時の姿を忍ばせます。
 大手櫓は復元されていない(場所を示す石碑のみあります。)ですが、大手門が残されていれば、より要塞としての迫力があったことでしょう。

 戦略上、大手門は道からそっぽを向いたような角度で作られており、進攻してきた軍勢が一気に進入しようとしても、一旦直角に回り込まなければならないようになっています。
 また塀にある覗き穴も内側から外側に進むに連れて狭まるように作られており、戦を想定して作られた城である事が伺えます。

 大手門付近の石垣はよく見ると天然の岩も入り混じっています。
 見事な作りですが、天然の岩から生えている木によって、将来的な崩落の危険性もあるのだとか。

黒門付近


また階段かよ。
  暫くは写真のような石段を登っていきます。

 風情があって良いのですが、とにかく雪が酷くて滑りまくりました。
 雪の中で写真を撮るという事をしたことが無いので、撮影した写真の1/3くらいがピントが合っていないという危機的状況です。

 またいつか良い天気の日にリベンジで訪れてみようと心に誓うのでした。
 臥牛山の自然の岸壁と、人工の石垣とが混ざり合うようなつくりは、まさに山城の醍醐味と言った感じで、城の規模よりも遥に雄大な景色に見えてきます。

 写真の場所は黒門と呼ばれる門があった跡です。
 左中央辺りで石垣が一箇所だけ途切れているのが、門があった跡です。

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写真撮影:(上、下)岡山の街角から
写真提供:(中)岡山県



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写真撮影:岡山の街角から


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