下津井城址を歩く6:三の丸周辺
本丸跡を進み、三の丸の跡へ到着しました。
他の場所と同様に特にこれといった遺構は残されておらず、こじんまりとした建物があった事を髣髴とさせる広場が残されていました。
ちなみに郭の順番からすると、二の丸の方が順位が上(本丸が順位で言うところの『一』です)なのですが、今回はそういう序列にはこだわらずに進んでいます。
…というのも、雨が酷くなってきていたのです。
二の丸跡には東屋があるという情報を仕入れていたので、雨がひどくなるようなら、そこで落ち着くのを待とうかと思っていたのです。
そういえば備中松山城へ行った時は岡山でも珍しいくらいの積雪で、常山城址へ行った際には台風の影響で恐ろしく細い道で通行止めに出くわすなど、僕が城址を巡っているとろくなことがありません。
閑話休題。
この後も二の丸ではなく、先に中の丸を目指していきます。
その途中の道(写真参照)にも立派な石垣が残されているので、もし来られたら要チェックの場所です。
ただし一つ要注意なのですが、周囲の石垣に溶け込むように民家らしき建物があるのです。
僕も立派な石垣だなーと目で追いながら、危うくよそ様のご自宅へ訪問しかけていました。
また、写真は有りませんが、この周辺に三の丸と中の丸の間には堀切(敵襲に備えて作られた堀)の名残も有りました。
空堀はよく判らずに狭い道だな思いながら通り抜けてしまいましたが、余り意味は無いのでもしお立ち寄りの際は上からか下からかで写真撮影するまでに留めておきましょう。
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写真撮影:岡山の街角から
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